今回はTOEFL Speakingの各問題について記載いたします。
よくごっちゃになるので一回整理したく記事を掲載します。
目次
TOEFL Speaking
TOEFL Speaking試験では、大問として6題ございます。
試験の目的は、
学生として留学した際に、現地でコミュニケーションとれるか?
実際の授業についていけるか?
以上のような、アカデミックな内容となります。
まず具体例よりも全体の流れや概要から。
全体的な流れ
3トピック構成6つの問題となります。
トピック
・Familiar Topic (ファミリアートピック)
↪Familiar:見慣れた話題
・Campus Topic (キャンパストピック(Campus life))
↪学生生活に関する話題(寮、学食など)
・Academic Topic (アカデミックトピック)
↪実際の講義
問題構成
・Q1およびQ2では、FamiliarTopic(独立型)
・Q3およびQ5では、Campus Topic
↪Q3は統合型、Q5は独立型
・Q4およびQ6では、Academic Topic
↪Q4は統合型、Q6は独立型
となります。
上記で記載している「独立型」と「統合型」の違いは、
Speaking問題に関していうと、話す能力だけの試験ではないということです。
独立:質問の回答を話すだけ
統合型:文章を読んで、内容を聞いて、答えを話す
↪Reading + Listneing + Speakingの能力が必要。
注意事項
・Readingの内容は時間経過すると消えます。
↪具体的には、ReadingからListeningに移るタイミングです。
Q1:Familiar topic
上記で記載したとおり、独立型の問題となります。
自分の経験について(場所・食べ物・体験など)について
15秒で準備し、45秒でSpeakingします。
実際の例文
Choose a place you go to often that is important to you and explain why it is important.
Please include specific details in your explanation.
あなたが頻繁に訪れる重要な場所はどこですか?
なぜそれが重要な場所なのかを具体例を用いて説明してください。※引用元:The Official Guide to the TOEFL Test(DVDROM(パソコン用ソフトウェア)のPractice test 1のSpeakingより
Q2:Familiar topic
上記で記載した通り、独立型の問題となります。
おなじく、FamiliarTopicとなり、
二つの意見がありますがどちらがいいと思いますか?のような問題となります。(他例:一人で勉強するのとみんなで勉強するのどっちがいい?)
15秒で準備し、45秒でSpeakingします。
実際の例文
Some college students choose to take courses in a variety of subject areas in order to get a broad education.
Others choose a single subject area in oreder to have a deeper understanding of that area.
Which approasch to course selection do you think is better for students and why?スポンサーリンク
ある生徒は様々な分野の講義を受け、広い教育を受けることを選択し、
ある生徒は一つの学問をより深く理解することを選びます。
講義を選択の過程において、生徒にとってどの取り組み方法がよりよい方法だと思いますか?※引用元:The Official Guide to the TOEFL Test(DVDROM(パソコン用ソフトウェア)のPractice test 1のSpeakingより
Q3:Campus topic
上記で記載した通り、統合型の問題となります。
初めに大学のレターだったりアナウンスを読みます。
そして二人の学生がReading内容について賛成か反対か話すのでListeningします。
その要約を30秒で準備し、60秒でSpeakingします。
Reading
ながくなるので割愛します。
例えば、Reading Passageで「利用者が少ないから無料の送迎バスがなくなります。」この内容に対して、
学生の会話の中で一方の学生は、それは賛成/反対だという意見を述べます。
Listening
男子学生はその内容に対して否定的です。
理由は「講義に遅刻する」、「自動車の駐車場が混雑するから」
Speaking
要約を述べる。
リーディングでこんなことが書かれていたが、
スピーキングではこんなことをいっていた。など
Q4:Academic topic
上記で記載した通り、統合型の問題となります。
初めに一つのトピックに対する一つのアカデミックワードに関する内容をリーディングします。
そして教授がReading内容について具体例を用いて話すのでListeningします。
その要約を30秒で準備し、60秒でSpeakingします。
Reading
ながくなるので割愛します。
※過去の経験でいうと、例えば動物の反応についてです。
(Composite Signaling)
Listening
一つのアカデミックワードを説明するために教授が具体例を話します。
(大体2つの具体例)
※上記動物のたとえで言うと、
1.トラックが近づいたら、警戒して耳を立てる。(これは怒りの反応を示す)
2.別の犬が近づいたときに耳を立てる
↪さっき耳を立てるのは怒りの反応だったが、今回は怒りではなく喜んでいる様子
一つの動作でも反応は状況に応じて異なることを示す。(Composite Signaling)
Speaking
Readingの内容とListeningの内容を要約してSpeakingします。
Q5:Campus topic
上記で記載した通り、独立型の問題となります。
まず二人の学生のうちどちらかが問題を抱えています。(一つの問題)
一方の学生はその問題に対する解決案を提示します(二つの解決策)
が、その解決策にはそれぞれリスクがあります。(二つのリスク)
Speakingで問題の要約と解決案およびリスクを概要的に説明し、解答者なら「どちらの解決案がよいのか」、と合わせて「その理由について」Speakingします。
20秒で準備し、60秒で回答します。
Q6:Academic topic
上記で記載した通り、独立型の問題となります。
教授があるトピックについて二つのアカデミックワードを紹介し具体例を用いて話すのでListeningします。
その要約を20秒で準備し、60秒でSpeakingします。
※Q4との違いは、一つのトピックに対して1つのアカデミックワードと具体例を用い、Q6では、一つのトピックに対して2つのアカデミックワードとそれぞれの具体例を用いる点です。(要はQ4よりQ6のほうが難易度が高い)
以上となります。
最後までお読みいただきありがとうございます。
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